Audax Kinki SR600 » SR600KT 京都

Super Randonnée Kyoto
「過去と現在」、「海と山」、「空と大地」が織り成す「CROSS ROAD」

1300年あまりの歴史を持つ世界遺産「京都」を発着点し、京都、兵庫、福井、滋賀、三重を舞台とする「SR600 Kyoto」。

「過去から現在へ繋がる道程」、「海と山の境界線が生み出す自然の造形美」、そして「空と大地のコントラストが生み出す多彩な道」、
それらが織り成す「CROSS ROAD」を求めて走ること、それが「SR600 Kyoto」のコンセプトです。

「過去から現在へ繋がる道程」
煌びやかな悠久の都から踏み出すと、古来より年月をかけて醸成されてきた日本の原風景が広がります。「古人達が物資を運ぶために都を往来した街道」、「山の恵みを受け豊かな森を今に受け継ぐ山村」、「大陸から繋がる海と都へ陸の道が結節する港町」、「都へと繋がる険しい峠道」、「広大な茶畑をめぐる小径」など、過去から受け継がれしその道程を、今この時代に走ること、それが今回のコンセプトの一つです。

「海と山の境界線が生み出す自然の造形美」
海と山の境界線のルーティングもまた、このコースのハイライトです。潮風を間近に感じる海岸線の道も爽快感がありますが、半島の内陸部へと進み、険しい峠道を乗り越えた先には、眼下には壮大な日本海が広がります。海と山が織り成す自然の造形美がきっとあなたを心を揺さぶることでしょう。

「空と大地のコントラストが生み出す多彩な道」
舗装された綺麗なアスファルトだけでなく、がれた悪路、苔むした道、枝木や岩が散乱する道、未舗装路、急こう配の峠道など、All Road的なルーティングもこのコースの大きな特徴です。走りこなす楽しみとともに、時には過酷さを感じる場面もあることでしょう。そんなときは轍に腰掛け、少し視線を上げてください。青く大きな空が広がっています。終わらない道などありません。大地と空のコントラストが生み出す多彩な道を力強く走り抜けてください。

己の何かにチャレンジするもよし、自分なりの旅を楽しむもよし。古都からはじまる「CROSS ROAD」を求めて。

2020年10月
コース設計担当
オダックス近畿神戸班　片山泰輔